タモリさんの足跡をたどって 投稿者:waka 投稿日:2017/10/09(Mon) 19:24 No.868
10月8日の地質観察会、今回は、昨年放送された「ブラタモリ」平泉の回で紹介されたロケ地に入り、実際にタモリさんを案内・説明された大石先生から、撮影裏話を交えながらより専門的な説明を受けました。 なお放送では、新しい地質年代の平泉周辺と、ずっと古い猊鼻渓周辺が出ましたが、観察会は平泉周辺のみです。 それから今回、ロケのエピソードをずいぶん聞いたおかげで「生身のタモリ」が感じられて自然と「さん付け」したくなったのでした
Re: タモリさんの足跡をたどって - waka 2017/10/09(Mon) 19:25 No.869 開会式で挨拶に立った、平泉文化遺産センター館長、千葉信胤さん。ロケの最初から最後までタモリさんを案内された方。 千葉氏はこれまで平泉を題材にした番組製作に多く関わってきた中で、このブラタモリは準備のために4ヶ月もかけて非常に丁寧な番組作りをしたもので、とても珍しいとのことでした。
Re: タモリさんの足跡をたどって - waka 2017/10/09(Mon) 19:27 No.870 今回は地質調査の必需品、クリノメーターの使い方を実習。 私はその昔少し使ったことがあるのですぐにわかったけれど、今回の説明では初めての人には何が何だかわからない人も多かったと思う。
Re: タモリさんの足跡をたどって - waka 2017/10/09(Mon) 19:27 No.871 クリノメーターを使ってここの崖の斜面の状態=走向傾斜=を説明する大石先生。
Re: タモリさんの足跡をたどって - waka 2017/10/09(Mon) 19:28 No.872 ここは世界遺産中尊寺の敷地内になるらしいけれど、貝の化石がゴロゴロ。400万年と非常に新しい時代のものなのでとてもリアルに元の姿をとどめている。
Re: タモリさんの足跡をたどって - waka 2017/10/09(Mon) 19:29 No.873 崖の面に現れている「タカハシホタテ」化石。
Re: タモリさんの足跡をたどって - waka 2017/10/09(Mon) 19:29 No.874 画面を斜めに分けるように左上の白っぽいのが火山灰層。右下が泥岩層。その境界付近にツブツブ状の構造が見える。これが「火山豆石(まめいし)」といい、火山噴出物が地面に落下するまでの間に火山灰がダマ状になったものらしい。
Re: タモリさんの足跡をたどって - waka 2017/10/09(Mon) 19:31 No.876 ここが番組に登場した地層。 地層が60度くらいの急傾斜をなしていて、その上が礫岩層の不整合になっている。 この急傾斜の先(下方)は傾斜が緩やかになった後、水平になっていることが調査からわかっている。 なので、水を通さない泥岩に挟まれた砂岩の層がパイプの役割をなし、より東の方へ運ばれ、泉となって湧き出る仕組み。 実際はそんな単純ではないけれど、番組ではこれ以上単純化できないぎりぎりのところまでシンプルにして「視聴者に伝える」ことを最優先しているとのこと。
Re: タモリさんの足跡をたどって - waka 2017/10/09(Mon) 19:32 No.877 地層の上を歩いて移動する、というちょっと不思議な体験。
Re: タモリさんの足跡をたどって - waka 2017/10/09(Mon) 19:33 No.878 観察会が解散した後も居残って先生にいろいろ質問して話しているうち、あ!しまった 出すの忘れてた! と、番組で断層の説明に使用したお手製の模型。せっかくなのでと私らだけのために実演していただいた。 そのほか、先生が関わった本の紹介も出し忘れてしまったようで、痛恨のご様子でした。
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